税法その他

Question 1

【問 49】 日本の土地に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

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選択済み

4 低地は、国土面積の約25%であり、洪水や地震による液状化などの災害危険度は低い。

解説:×・・・不適当です。低地は、国土面積の25%もありません。また、液状化は、地震の際に、地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象です。低地でも発生しています。

選択が必要

1 国土を山地と平地に大別すると、山地の占める比率は、国土面積の約75%である。

解説:○・・・適当である。日本は、島国ですが、国土の約75%を山地が占めます。

2 火山地は、国土面積の約7%を占め、山林や原野のままの所も多く、水利に乏しい。

解説:○・・・適当である。日本には、火山があります。山林や原野のままの所も多く、水利に乏しい。

3 台地・段丘は、国土面積の約12%で、地盤も安定し、土地利用に適した土地である。

解説:○・・・適当である。台地・段丘は、地盤も安定し、土地利用に適した土地です。

Question 2

【問28】 固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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2 納税義務者又はその同意を受けた者以外の者は、固定資産税課税台帳の記載事項の証明書の交付を受けることはできない。

解説:×・・・市町村長は、第二十条の十(納税証明書の交付)の規定によるもののほか、政令で定める者の請求があつたときは、これらの者に係る固定資産として政令で定めるものに関して固定資産課税台帳に記載をされている事項のうち政令で定めるものについての証明書を交付しなければならない。 (地方税法382条の3)より

3 固定資産税を既に全納した者が、年度の途中において土地の譲渡を行った場合には、その所有の月数に応じて税額の還付を受けることができる。

解説:×・・・固定資産課税台帳に登録されているものが納税義務者となります。

4 新築された住宅に対して課される固定資産税については、新たに課されることとなった年度から4年度分に限り、1/2相当額を固定資産税額から減額される。

解説:×・・・新築住宅の場合は3年度間、一定の基準を満たしている新築住宅は5年度間は、税額控除されます。

選択済み

1 質権者は、その土地についての使用収益の実質を有していることから、登記簿にその質権が登記されている場合には、固定資産税が課される。

解説:○・・・固定資産税は、固定資産の所有者(質権又は百年より永い存続期間の定めのある地上権の目的である土地については、その質権者又は地上権者とする。以下固定資産税について同様とする。)に課する。 (地方税法343条1項)より

選択が必要
Question 3

【問 49】 土地に関する次の記述のうち、不適当なもはどれか。

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2 台地・段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多い。

解説:○・・・一般的に台地・段丘は、農地として利用及び都市的な土地利用も多い。

1 山地の地形は、かなり急峻で大部分が森林となっている。

解説:○・・・一般的に山地は、急峻で大部分が森林です。

4 臨海部の低地は、水利、海陸の交通に恵まれているが、住宅地として利用するためには十分な防災対策が必要である。

解説:○・・・臨界部の低地は、十分な防災対策をすれば、住宅地として利用が可能です。

選択済み

3 低地は、大部分が水田として利用され、地震災害に対して安全である。

解説:×・・・・低地は、地震災害に対して安全でない。

選択が必要
Question 4

【問 47】宅地建物取引業者が行う広告に関する次の記述のうち、不当景品類及び不当表示防止法(不動産の表示に関する公正競争規約を含む。)の規定によれば、正しいものはどれか。

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1 新築分譲マンションの名称に、公園、庭園、旧跡その他の施設の名称を使用する場合には、当該物件がこれらの施設から最短の道路距離で300m以内に所在していなければならない。

解説:×・・・当該物件が公園、庭園、旧跡その他の施設から直線距離で300メートル以内に所在している場合は、これらの施設の名称を用いることができる。(不動産の表示に関する公正競争規約19条(3))より、「最短の道路距離」でなく「直線距離」です。

2 市街化調整区域内に所在する土地を販売する際の新聞折込広告においては、市街化調整区域に所在する旨を16ポイント以上の大きさの文字で表示すれば、宅地の造成や建物の建築ができない旨を表示する必要はない。

解説:×・・・都市計画法第7条に規定する市街化調整区域に所在する土地については、「市街化調整区域。宅地の造成及び建物の建築はできません。」と16ポイント以上の文字で明示すること。(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則9条(1))より
(ただし、新聞・雑誌広告における文字の大きさについては、この限りではありません)

4 分譲マンションを販売するに当たり、当該マンションが、何らかの事情により数年間工事が中断された経緯があったとしても、住居として未使用の状態で販売する場合は、着工時期及び中断していた期間を明示することなく、新築分譲マンションとして広告することができる。

解説:×・・・建築工事に着手した後に、同工事を相当の期間にわたり中断していた新築住宅又は新築分譲マンションについては、建築工事に着手した時期及び中断していた期間を明示すること。(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則9条14号)より

選択済み

3 新築分譲住宅の広告において物件及びその周辺を写した写真を掲載する際に、当該物件の至近に所在する高圧電線の鉄塔を消去する加工を施した場合には、不当表示に該当する。

解説:○・・・物件から眺望若しくは景観又は物件を中心とした眺望若しくは景観を示す写真、絵図又はコンピュータグラフィックスによる表示であって、事実に相違する表示又は実際ものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示(不動産の表示に関する公正競争規約23条(43))より、不当表示に該当します。

選択が必要
Question 5

【問24】不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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選択済み

4 相続による不動産の取得については、不動産取得税が課される。

誤り。相続による不動産の取得は、形式的移転として不動産取得税は課されない。

2 共有物の分割による不動産の取得については、当該不動産の取得者の分割前の当該共有物に係る持分の割合を超えなければ不動産取得税が課されない。

正しく正解。共有物の分割による不動産の取得については、当該不動産の取得者の分割前の当該共有に係る持分の割合を超えなければ不動産取得税は課されない。

選択が必要

3 不動産取得税は、独立行政法人及び地方独立行政法人に対しては、課することができない。

誤り。不動産取得税は、原則として独立行政法人に対しては課されないが、課される独立行政法人もある。

1 不動産取得税は、不動産の取得に対して、当該不動産の所在する市町村において課する税であり、その徴収は普通徴収の方法によらなければならない。

誤り。不動産取得税は、不動産の取得に対し、取得した不動産の所在する都道府県において、課す税である。なお、その徴収は普通徴収の方法による。

Question 6

【問47】宅地建物取引業者が行う広告に関する次の記述のうち、不当景品類及び下当表示防止法(不動産の表示に関する公正競争規約を含む。 )の規定によれば、正しいものはどれか。

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選択済み

2 各種施設までの徒歩による所要時間を表示する場合は、直線距離80mにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示し、また、1分未満の端数が生じたときは1分間として計算して表示しなければならない。

誤り。徒歩による所要時間は、「道路距離」80mにつき1分を要するものとして算出した数値を表示しなければならない(公正競争規約15条11号)。「直線距離」で算出するのではない。

4 広告においてLDK(リビング・ダイニング。キッチン)という文言を用いる場合は、その部屋が居間、食事室兼台所として使用するために必要な広さ及び機能を有しているという意味で用いなければならない。

正しく正解。本肢記述のとおりである(公正競争規約15条25号)。

選択が必要

1 未完成建売住宅を販売する場合、建築確認を受けていなくても、現に確認を申請中であれば、「建築条件付き宅地分譲」と表示して広告することができる。

誤り。未完成建物については、建築確認を受けた後でなければ、当該建物の内容又は取引条件に関する広告その他の表示をしてはならない(公正競争規約5条)。

3 中古住宅を販売する場合、当該住宅が建築後1年未満のものであれば、実際に販売する価格よりも高い新築時の販売価格を、実際に販売する価格に併記して表示することができる。

誤り。旧価格を比較対照価格とする場合、例外的に「二重価格表示の禁止」にあたらないのは、(ア)旧価格の公表時期及び値下げの時期を明示したものであること、(イ)値下げの時期から6カ月以内に表示するものであること、(ウ)使用されたことがない建物について行う表示であること、のすべての要件に適合し、かつ、実際に、当該期間、当該価格で販売していたことを資料により客観的に明らかにすることができるときである。「中古住宅を販売する場合」に二重価格表示することは、禁止される(公正競争規約12条)。

Question 7

【問24】不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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3. 平成28年4月に取得した床面積240である新築住宅に係る不動産取得税の課税標準の算定については、当該新築住宅の価格から1,200万円が控除される。

選択が必要

1. 家屋が新築された日から3年を経過して、なお、当該家屋について最初の使用又は譲渡が行われない場合においては、当該家屋が新築された日から3年を経過した日において家屋の取得がなされたものとみなし、当該家屋の所有者を取得者とみなして、これに対して不動産取得税を課する。

2. 不動産取得税は、不動産の取得に対して課される税であるので、法人の合併により不動産を取得した場合にも、不動産取得税は課される。

4. 平成28年4月に個人が取得した住宅及び住宅用地に係る不動産取得税の税率は3%であるが、住宅用以外の家屋及びその土地に係る不動産取得税の税率は4%である。

Question 8

【問46】独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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1 機構は、地震に対する安全性の向上を主たる目的とする住宅の改良に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

正しい。機構は、地震に対する安全性の向上を主たる目的とする住宅の改良に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

選択済み

3 機構は、高齢者の家庭に適した良好な居住性能及び居住環境を有する住宅とすることを主たる目的とする住宅の改良(高齢者が自ら居住する住宅について行うものに限る。)に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

正しい。機構は、高齢者の家庭に適した良好な居住性能及び居住環境を有する住宅とすることを主たる目的とする住宅の改良(高齢者が自ら居住する住宅について行うものに限る。)に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

2 機構は、証券化支援事業(買取型)において、住宅の改良に必要な資金の貸付けに係る貸付債権について譲受けの対象としている。

誤りで正解。機構は、証券化支援事業(買取型)において、住宅の改良に必要な資金の貸付に係る貸付債権について譲受けの対象としていない。

選択が必要

4 機構は、市街地の土地の合理的な利用に寄与する一定の建築物の建設に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

正しい。機構は、市街地の土地の合理的な利用に寄与する一定の建築物の建設に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

Question 9

【問 48】 宅地建物の統計等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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1 平成20年地価公示(平成20年3月公表)によれば、地方圏全体の平成19年の1年間の地価変動率は、商業地がマイナス1.4%で4年連続して下落幅が縮小したのに対し、住宅地はマイナス1.8%となり、前年に比べて下落幅が拡大した。

選択済み

3 平成20年版土地白書(平成20年6月公表)によれば、平成19年の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で141万件となり、2年連続の上昇となった。

2 建築着工統計(国土交通省)によれば、平成19年度の新設住宅着工戸数は約104万戸で、対前年度比では約2.9%増となった。

4 平成18年度法人企業統計年報(財務省)によれば、平成18年度における不動産業の経常利益は約3兆5,000億円であり、3年連続して増益となった。

選択が必要
Question 10

【問 46】 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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3 機構は、貸付けを受けた者が経済事情の著しい変動に伴い、元利金の支払が著しく困難となった場合には、一定の貸付条件の変更又は元利金の支払方法の変更をすることができる。

解説:○・・・主務大臣は、災害の発生、経済事情の急激な変動その他の事情が生じた場合において、国民の居住の安定確保を図るために金融上の支援を緊急に行う必要があると認めるときは、機構に対し、第十三条(業務の範囲)に規定する業務に関し必要な措置をとることを求めることができる。 (住宅金融支援機構法15条より)

選択済み

2 機構は、民間金融機関が貸し付けた長期・固定金利の往宅ローンについて、民間保証会社の保証を付すことを条件に、その住宅ローンを担保として発行された債券等の元利払いを保証する証券化支援事業(保証型)を行っている。

解説:×・・・民間保証会社の保証は、条件ではない。

選択が必要

4 機構は、高齢者が自ら居住する住宅に対して行うバリアフリー工事又は耐震改修工事に係る貸付けについて、毎月の返済を利息のみの支払とし、借入金の元金は債務者本人の死亡時に一括して返済する制度を設けている。

解説:○・・・機構は、前項の規定により貸し付けた資金に係る債権の回収が終了するまでの間、当該債権に係る貸付けを受けた者とあらかじめ契約を締結して、その者が死亡した場合に支払われる保険金等を当該貸付けに係る債務の弁済に充当する業務を行うことができる。 (住宅金融支援機構法7条3項より)

1 機構は、民間金融機間が貸し付けた住宅ローンについて、住宅融資保険を引き受けることにより、民間金融機関による住宅資金の供給を支援している。

解説:○・・・住宅融資保険法 (住宅ローン)による保険を行うこと。(住宅金融支援機構法13条1項3号より)機構の役割です。

randomness