| 3 BがEの利益のため、抵当権を放棄した場合、Bの受ける配当は1,000万円である。
|
|
権利者 |
債権額 |
本来の配当 |
一番抵当 |
B |
2,000万 |
2,000万 |
二番抵当 |
C |
2,400万 |
2,400万 |
三番抵当 |
D |
4,000万 |
1,000万 |
担保権なし |
E |
2,000万 |
0万 |
〇 正しい
抵当権の放棄なので、BとEの配当額を債権額に応じて按分する。 BとEの本来の配当(2000万+0)を、債権額比率2000万:2000万すなわち1:1で按分すると、BとEそれぞれ1000万となる。
| |
| 1 BがEの利益のため、抵当権を譲渡した場合、Bの受ける配当は0円である。
|
|
権利者 |
債権額 |
本来の配当 |
一番抵当 |
B |
2,000万 |
2,000万 |
二番抵当 |
C |
2,400万 |
2,400万 |
三番抵当 |
D |
4,000万 |
1,000万 |
担保権なし |
E |
2,000万 |
0万 |
〇 正しい
Eに抵当権を譲渡し、債権額2000万のEが2000万の配当を受け、Bの受ける配当は0円となる。
| |
| 2 BがDの利益のため、抵当権の順位を譲渡した場合、Bの受ける配当は800万円である。
|
|
権利者 |
債権額 |
本来の配当 |
一番抵当 |
B |
2,000万 |
2,000万 |
二番抵当 |
C |
2,400万 |
2,400万 |
三番抵当 |
D |
4,000万 |
1,000万 |
担保権なし |
E |
2,000万 |
0万 |
× 誤り
BからDに抵当権の順位を譲渡する場合、先にDに配分する。 B、Dの本来の配当額を合計して2000万+1000万で3000万。 債権額4000万のDに3000万、Bは残りが無いので0。
| |
| 4 BがDの利益のため、抵当権の順位を放棄した場合、Bの受ける配当は1,000万円である。
|
|
権利者 |
債権額 |
本来の配当 |
一番抵当 |
B |
2,000万 |
2,000万 |
二番抵当 |
C |
2,400万 |
2,400万 |
三番抵当 |
D |
4,000万 |
1,000万 |
担保権なし |
E |
2,000万 |
0万 |
〇 正しい
順位の放棄なので、BとDの配当額を債権額に応じて按分する。 BとDの本来の配当3000万(2000万+1000万)を、債権額比率2000万:4000万すなわち1:2で按分すると、Bに1000万、Dに2000万となる。
| |