1. 計画
1日あたり3~4時間、3ヶ月で合計300時間以上の勉強時間を想定しています。 大まかな計画は、以下のようになります。
- 7月下旬 準備
- 8月、9月 暗記
- 10月 暗記仕上げと模擬試験、受験
2. 準備
インターネットまたは郵送で7月1日から申込できます。インターネット経由は締め切りが早いので、早めに申込みましょう。
- 概要と前提知識習得
1~2週間かけて、マンガを読んで前提知識を習得します。善意悪意といった民法の基本用語や、この後覚えるべき表などのイメージをつかみます。受験したことある人は不要です。
3. 暗記
- 必要知識暗記
約1ヶ月かけて、表や語呂合わせを活用し、問題を解くために必要な知識をまとめて暗記します。
- 過去問10年分暗記
過去問10年分をすべて暗記すれば合格できます。選択肢もすべて正誤判定できるレベルまで到達する必要があります。同じ年度の過去問を5回解いても満点をとることができなければ覚えていない証拠です。たくさん勉強することを目指すのではなく、覚えるまで勉強する必要があります。暗記した知識およびゴロ合わせを、実際に問題を解くことで習得し、引っかけのパターンを覚えます。9月末に90%程度まで完成させて、10月に仕上げです。解説のしっかりした過去問集が必要です。
統計については、土地取引件数などいくつかのデータについて、増加か減少かを覚えるだけで充分です。
国家試験特有の引っかけ問題や覚えにくいところがあり、精神的にも大変です。適度にリフレッシュしながら自分を調整しましょう。
暗記を目的として問題を解く場合には、繰返し回数よりも、すべての選択肢を自信を持って○×できるかどうかが大切です。本サイトでは、自信がない回答に「Doubtful」チェックを入れます。これがなくなるまで過去問を繰り返します。
- 暗記ツール 「Anki」
PCおよびスマホに対応している単語帳ソフト「Anki」です。解答する際に、復讐タイミングを1週間後や10分後などと指定できるので、忘却曲線に従ったタイミングで復習できますし、必ず覚えられます。
4. 仕上げ
- 過去問暗記の仕上げ
95%目指して仕上げます。奇問や難問もあるので、100%を目指すのは優先順位が低いです。
- 宅建模擬試験
ネットや書籍の模擬試験問題集を活用します。統計知識はこの段階でアウトプットして習得します。
TACやLECなどでは公開模擬試験を実施しています。実力把握、時間配分実践、マークシートへの慣れ、筆記用具等の使用テスト、持ち物確認などに有効ですので、受験を推奨します。
全国公開模試|資格の学校TAC、模試シリーズ - 宅建士|LEC東京リーガルマインド
5. 参考
- 経費目安
- 過去問および単語帳ソフト Webで無料
- 宅建漫画(古本) 1000円
- 実力診断模試問題集 1500円程度
- TAC模試1回 3500円+交通費
- 宅建受験 7000円+交通費
合計13000円+交通費